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【徹底比較】子どもが小さい時ワーママと専業主婦どちらがいいか?

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ワーママってカッコいいけど、子どもが小さい時はそばにいたい

ワーママと専業主婦、子どもにとってどちらがいいのだろう?

専業主婦になると社会から孤立してしまうのかな?

 

とお考え方、この記事ではワーママ専業主婦どちらがいいかを徹底比較しております。

ワーママと専業主婦、どちらがいいか決めかねている方は是非ご覧ください。

 

そもそもワーママの定義は?正社員だけ?

ワーママと聞くと、フルタイム勤務の正社員ママだけを指すと思われがちですが、そうではありません。

パート勤務もフリーランスで働いている方もワーママに該当します。

つまり、ワーママとは雇用形態に関係なく働くママを指します。

専業主婦ってどのくらいいるの?

厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、ワーママの割合は72.4%であり、専業主婦は27.6%です。


末子の年齢階級別で見ると0歳では半数以上が「仕事なし」のママさんであり、子どもの年齢が上がるにつれてワーママが増加します。


正規、非正規で見ると、0〜2歳児のママさんは正規が多いですが、子どもの年齢別が上がるにつれて非正規が増加します。

ケース別に見る専業主婦vsワーママ

ケース別に考え、どちらが優位か考えてみました。

ケース①金銭面

勝者 ワーママ

育休でお金が入りますし、働くのでお金がもらえますので、ワーママとしました。

ただ、通わせる保育園の保育料によっては、ママの給料が右から左ということもあり得ます。

ケース②心のゆとり

勝者 専業主婦

時間に追われない分、専業主婦としました。しかし、これは子どもにもよりますよね。

手のかからない子どもであれば、子どもの昼寝時間に趣味を楽しむ事もできます。

しかし、手のかかる子どもであれば、専業主婦であっても心のゆとりはない事もあります。

ケース③ 自尊心の維持

勝者 ワーママ

専業主婦になって、仕事をしていない自分に自信が持てない方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

そのためワーママとしました。

ケース④ 家族の時間

勝者 専業主婦

専業主婦であれば子どもと朝から夜まで一緒にいられるため、成長を見逃すことはありません。

現在コロナ禍であり、在宅勤務が増えています。しかし、パパ、ママが在宅勤務であってもやはり保育園に預けるご家庭が多いのではないでしょうか。

その点専業主婦の場合は、パパが在宅勤務であっても未就園児であれば子どもはお家にいます。

お昼休みや休憩中に子どもとコミュニケーションを取ることは可能ですので、コロナ禍であっても専業主婦の方が家族の時間が多いと言えますね。

ケース⑤ 子どもの体調管理

勝者 専業主婦

子どもが体調を崩した時に、心置きなくそばにいられることから専業主婦としました。

ワーママは仕事を休めません。子どもがちょっと具合い悪そうでも、熱がなければ保育園に行かせなければならないこともありますよね。

その点専業主婦であれば、その日の体調に応じて子どもをゆっくり休ませることも可能です。

ケース⑥ ママの社会とのつながり

勝者 ワーママ

会社に行き、社内の人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めますのでワーママとしました。

ただ、専業主婦であっても子育てサークルや、幼稚園の送り迎え時に他人と関わり合うこともありますので、ママさん次第な面もあります。

結局、専業主婦とワーママ、どちらが幸せ?

専業主婦が本当に一番幸せなのか | 慶應義塾大学 パネルデータ設計・解析センター」という研究論文によると幸福度は以下の順であったとのことです。

 

 専業主婦+子ども無>働く女性+子ども無>専業主婦+子ども有>働く女性+子ども有 

 

このことから、専業主婦+子ども無が1番幸福度が高いことが分かりました。

しかし、専業主婦であっても子ども有の場合、子ども無の働く女性より幸福度が低いということも分かりました。

従って、専業主婦であれば、幸福度が高いという訳ではないということも同時に分かりました。

また同論文によると、子どもの数が多いほど女性の幸福度が低下するという傾向があるという分析結果も示されています。

このことから、働くor働かない よりも子どもがいるorいない の方が女性の幸せに強い影響を及ぼすということが分かります。

専業主婦、ワーママどちらであっても、周りに協力者がいるかどうかによって幸福度が変わるということを示唆した結果と言えるのではないでしょうか。

男女平等の社会を謳ってますが、やはり女性の方が育児の負担が大きいため、このような結果になったと考えられます。

 

まとめ

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厚生労働省HPによると子育てを楽しみ自分自身を成長させる男性を「イクメン」と言うそうです。

しかし、ママが育児をしていても同じような言葉は存在しませんよね。

なぜならママが育児をすることは当たり前だからです。

このような社会的な考え、意識が子どもを持つ女性の幸福度を下げていると言えるのではないでしょうか。


現在の日本ではワーママが主流となっており、共働きを進める記事をよく見かけます。

しかし、そのような世の中の流れに流されることなく、自分と子どもが幸せになれる道を考え選ぶことが大切です。

あなたは、80歳になった時「もっとガツガツ仕事をしてキャリアを積めばよかった。」と後悔することと

「可愛い時期の子どもと、もっと一緒に居て、もっと遊べばよかった。」と後悔すること

どちらの方が嫌ですか?


子どもが独り立ちするまで20年かかります。しかし、子どもに必要とされる時間って、それよりもかなり少ないです。

今の時代、どこも人手不足ですので仕事はいくらでも見つかります。

お金を稼ぐことで子どもの習い事など教育費にお金を使えますが、子どもは今、それを望んでいるのでしょうか。


今の世の中の流れに逆らうような記事になってしまいますが、子どもが小さい時ぐらいは、近くで見守ってあげてもいいのではないかな?と私は思います。


もちろん、家庭によっては金銭面を考えると共働きをせざる得ないママさんもいらっしゃるでしょう。

 

専業主婦とワーママ、どちらを選択しても、幸せになれる世の中になることを願っています。

ご自身が後悔のない選択をしてくださいね。

 

参考サイト

専業主婦が本当に一番幸せなのか | 慶應義塾大学 パネルデータ設計・解析センター

調査の概要|厚生労働省